プロフィール

grande

Author:grande
4代目 Grande's Journalです。
IR+内部統制を主軸にしつつ、少しは会計士らしいことも書くかもしれません。(書かないかもしれません)


<使用上の注意>
当ブログは、有価証券の価格について、断定的判断を提供するものではなく、売買の勧誘を目的とするものでもありません。実際の投資意思決定につきましては、各自が自己責任で行われますようお願いいたします。

<お知らせ>
当サイトと関係に乏しいコメント、トラックバックにつきましては、管理者の判断により削除させていただきます。
メールやWebclapなどでの連絡もお待ちしてます。


フィードメーター - Grande's Journal

ブログ内検索

カレンダー

05 | 2017/06 | 07
- - - - 1 2 3
4 5 6 7 8 9 10
11 12 13 14 15 16 17
18 19 20 21 22 23 24
25 26 27 28 29 30 -

月別アーカイブ

カテゴリー

最近の記事

QRコード

QRコード
ご訪問いただきました皆様へありがとうございます


世界的な大荒れ相場の中、斃れゆく会社も増えてまいりました。
気になる適時開示を勝手気ままに取り上げるブログではございますが、投資家向けのリスク情報として少しでも役に立つようであれば幸いです。
定期的に前触れなく更新途絶があったりしますが、多分中の人は生きておりますのでご心配なく。

過去のエントリーをまとめてチェックしたい場合には、左にございます「ブログ内検索」にキーワードを入れていただければ便利です。
また、RSSリーダーをお使いの皆様へ向けてですが、「read more」部分が表示されていないケースもありますのでご注意ください。
トラックバック・コメント・拍手コメント、なんでも歓迎でございますので、お気軽にどうぞ。
DATE: CATEGORY:スポンサー広告
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
DATE: CATEGORY:デイリーピックアップ
ゼンテック・テクノロジー・ジャパン<4296>

第2部です。
財政状態・経営成績については短信で既にコメント済。
ですのでそれ以外についてコメントしておきます。

・非連結子会社
「Coppola, Inc.」
なんでしょね、これ?
事業系統図にも記載がないし、不明です。

・のれんの償却
何度見ても、20年に延ばしているのが気になります。

・キャッシュ・フロー注記
「重要な非資金取引の内容」が充実してますやん。
つか、1発じゃなくて4発ですか。
こりゃ最後までは見抜けませんな。

仕訳1
流動資産 15億 / 売掛金・短期貸付金・未収入金 30億
固定資産(たぶん商標権) 3億
のれん 12億

仕訳2
ソフトウェア仮勘定 11億 / 売掛金・前渡金 11億

仕訳3
長期貸付金 3億 / 売掛金・前渡金 3億

仕訳4
投資有価証券 1億 / 短期貸付金 1億


仕訳の1と2・3は一連の流れと見てますがどうですかね。
大きな流れとして「流動資産 → 固定資産」です。
逆流動化スキームと名づけましょうか。
仕訳1は、ぱっと見ると12億がアウアウなのですが、
事業譲受を利用しているところがうまいところ。
のれんを発生させたというのが肝ですねぇ。
結果的に、30億のヤバイ債権が、
26億の固定資産に化けて、
漸次的な費用処理で済むことになりました。
損失をうまく先送りしたという見方でいいのではないかと。


・企業結合注記

今回のスキームに関する事項がいろいろ書いてありますね。
のれんの発生原因が、
「ブランド力、ノウハウに基づく超過収益力」
すごい12億円ですねぇ~

そして極めつけは、6の箇所ですか。
>>
概算額の算定が困難であり、試算しておりません。
なお、当該注記は監査証明を受けておりません。
>>
?!
また珍しい記載が。。。

・重要な後発事象
社長からの借入がたくさん。
4月1日から実行しているのは、
決算に反映させないためですか?
約8億円ほど借りてますね、
次のリファイナンスではこの分も上乗せですか。

というか、このスキームって。。。
・社長が株を売る
・社長が会社へ貸し付ける
・会社がエクイティファイナンスをする
・社長へ返済する

「エクイティファイナンス先」
「社長」「会社」
という主体を考えてみると、
先に空売ってるのと同じですねぇ。
下限行使価格を割り込んだら、
こういうスキームを作ればいいのか、
これは勉強になりました。

・(個別)貸借対照表注記
関係会社への資産負債がこんなにあるのか。。。
売掛と借入とか、すごい額ですねぇ。

・(個別)有価証券明細表
前から指摘されているところですが、
ムーンライトキャピタルの株もってるんですねぇ。

・(個別)有形固定資産等明細表
ソフトウェア仮勘定の増減が書いてあります。
この中身についての判断はできないですけど、
どないなもんでしょうねぇ?

・(個別)主な資産及び負債の内容
バイデザインが回収できてよかったねぇ。
という話はさておきですね、
滞留状況の計算のところにおいて、
例の事業譲受の分も回収に含めてますねぇ。
修正計算を入れてみるとわかりますが、
実際の現金化できた分としては、40%割ってる予感。

・監査証明
後発事象について触れているだけですね。




有価証券報告書のほうでは、
例のキニナルスキームが詳述されてました。
見れば見るほどうまいスキームですよこれ。
監査上はOKなんだろうなぁ。。。

のれんだけ気になりますね。
バイデザインからの価値を30億とした、
バリュエーションの報告をどこがしたのか?
スポンサーサイト
Comment

>>ずんちゃか先生
おつかれさまです。自分よりもすごいなぁと思う人であれば、先生でもいいかなぁと。
こういう職業の先生呼ばわれについては、とりあえず持ち上げておけば的雰囲気もありますから、ありがたみはありませんし。
第一わたしはペェペェですから、あまり気にしてなかったりします。

grande さんまで先生とか・・・本物の先生に言われるとシャレになりませんわw
了解です。楽しみにしております。

>>矢さん

マイドです。これはまたすごいのを持ってきていただきまして。。。
エントリーせざるをえないじゃないですかぁ。
ご馳走様です。

>>ずんちゃか先生

おつかれさまです。
監査人の質のお話ですよね、これはどこかで独立エントリーしたいんです。
そして、2回目のセミナーの内容ともかぶるんですけども、堕ちていく企業の方向性とも関係しているのかなと。
どこかできっと書きますので、いましばらくお待ちを。。。

なんじゃこりゃ~

他社発表資料での当社に関する記載について
http://www.bydsign.co.jp/news/news04.html
6月25日に発表されたヘラクレス上場企業の有価証券報告書に、
バイ・デザイン株式会社の事業譲渡についての記載がございましたが、
当該事項につきまして、事実ではございません。

確かに、ブラックな影は見当たらないですねぇ。
少なくとも人的にははっきり見えない。

しかし債権者要請でこうも見えみえなふ・・・仕分けに繋がっていくもんでしょうかね?
どこかで開き直って(あるいは決定権者が変わって)敗戦処理兼行きがけの駄賃回収に走ったように見えるんですが。

毎度さんです。

以前 Grande さんが仰っていた、ウィングパートナーズはオピニオンショッピングの対象ではないのではないかという点について、少しご解説頂けませんでしょうか?

僕はそれ程のアレ株ウォッチャーではないんですが、ゼンテックの場合、いい加減な会社、不誠実な会社という印象こそ強くあれ、こと犯罪性という面については然程のものを感じないのです。有報についても先ほど目を通しましたが、物々交換っぷりが笑いを誘うだけで、「それがそうだというなら勝手に主張してればいいじゃない」程度の感想しかありません。

特に今回対策中であろうデットのロールオーバーに関連し、ぼちぼち所謂「やくざマネー」の著名人・法人が顔を出し始めるのではないかと考えておりましたが、どうもその気配もない。

突然の社長交代劇についても、ここまで何のメッセージ性もない社長交代だと、バックグラウンドとして考えられるのは債権者圧力くらいしか思いつかず(恐らくはみずほか)、とすれば、少なくとも債権者要請には応えようと懸命に足掻く不振企業の姿が思い浮かんでくるわけで、凡そ悪辣なブラック企業の姿ではありません。

もしよろしければ上記のウィングパートナーズの存在と併せ、Grande さんの見解をお聞かせ頂ければ幸いです。

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック


この記事にトラックバックする


ゼンテックさんの件・・・興味深いのであとでお勉強(笑):営業権等による売掛金の回収?


このエントリーは公開時刻自動設定機能によりエントリーしております。 え~と、ゼン



copyright © Grande's Journal all rights reserved.
内職☆在宅ワークの最強は?アフィリエイト!. 初心者だってカッコ良いホームページ作るぅ!
Powered by FC2ブログ
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。