2007/10/24
監査・保証実務委員会報告第82号
「
財務報告に係る内部統制の監査に関する実務上の取扱い」
その5 「P38 (1) ITに係る全般統制の位置づけ 〜〜」
・ITに係る業務処理統制は、プログラムに組み込まれた自動化された統制であり、〜〜
という公開草案の記載が、
・ITに係る業務処理統制のうち、コンピュータ・プログラムに組み込まれた自動化された内部統制は、
という記載に変更になっています。
たいした変更では内容にも見えますが、
1件テストで済むような評価対象とも関連してきますから、
実は大きな違いなのかもしれません。
IT業務処理統制は全て1件テストで済むわけではないですよと。
・ITに係る全般統制は、評価範囲となったITに係る業務処理統制に対応するIT基盤について実施することになる。
という公開草案の記載が、
・ITに係る全般統制は、評価範囲となったITに係る業務処理統制に対応するIT基盤の概要をもとに評価単位を識別し、実施することになる。
という記載に変更になっています。
IT基盤について形式的に区分して評価するのではなく、
評価単位として括ることも可能ですよという、
結構重要な変更になっているという理解です。
IT全般統制をIT基盤の数だけ実施しなくても、
評価単位の数だけ実施すればよいわけですから。
・ITに係る全般統制について理解し、ITに係る全般統制に対する経営者の評価の妥当性の検討について監査人自ら評価を実施することにより確かめた上で、
という公開草案の記載が、
・ITに係る全般統制について理解し、ITに係る全般統制に対する経営者の評価の妥当性の検討を行った上で、
という記載に短縮されております。
「監査人自ら評価を実施」という記載が落ちるとは。
経営者評価を妥当と判断したのであれば、
監査人自らの評価は不要とも読めますよねぇ。
(これ以上のコメントは差し控えます)
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