コスモスイニシア<8844>
2009/4/28
「事業再生に向けた今後の方向性に関するお知らせ」>>
また、主要株主であるユニゾン・キャピタル株式会社がアドバイザーを務めるファンド(以下「ユニゾン」という。)等に対しても金融支援を含む資本増強のご協力をお願いするとともに、新たなアライアンス先との提携等による事業基盤の強化を図るべく、現在関係当事者に検討頂いております。
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この案件、かなり注目してみております。
スキーム的にどうなるか、今後の参考として押さえておきたい。
(もっともユニゾンという点も、別の意味で注目ですが)
加えまして、
「新GC注記の有力候補」
という点でも、かなり注目しております。
監査人は新日本ですが、
果たしてどのような判断を下すのか?
「重要な不確実性」
という点では、民事再生含みのシナリオですから、
かなりのレベルだと思っております。
もっとも、タイミング的に「後発事象」で対応する可能性もありなわけでして、
決算短信が出てくるまでどうなるのかよくわからなかったり。
そういえば先日のJICPAの研修にて、
「今回の改正でGC注記が減るといわれているがそうとは限らない」
「不表明からGC注記になるケースがある」
「経済環境的にGC注記がついてしまうケースがある」
「対応策が打てる会社であればGC注記がつかないケースもある」
「だから蓋を開けてみないとわらかない」
なる某委員長の発言があったと記憶しておりますので、
とりあえず備忘録としてメモ。
まぁ、確かにそういわれればそうですなぁ。
ただ、今回の改正後でもGC注記が付く会社については、
「投資対象としてハイリスク」
という認識をもったほうがいいと思いますよ、私見として。
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