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DATE: CATEGORY:不適切な会計処理関連
ビックカメラ<3048>

2009/2/20
「調査委員会の調査報告(概要)および再発防止策の公表について」

>>
調査報告には個人情報が記載されておりますことから、当該報告を要約したものを添付いたします。
>>




ビックカメラの件については、
「豊島企画」の扱いは意図的なものか?
が最大の焦点という認識。

2009/1/18
「ビックカメラ 例の会計処理を眺めてみる」

2009/1/23
「ビックカメラの件 夕刊フジなんぞを目にして思ったことをつらつらと」

>> 1/23のエントリーより
「連結外し(子会社除外)はダメよ」というのがキモなわけです。

A・同社の実質株主は当社代表取締役社長(当時)
B・同社の資金調達に同人の担保提供があること

Aは関連当事者取引や利害関係調査などで引っかかるハズかなぁ?
Bについては本人による申告がないとわからないかな?

ABの事実について意図的に隠していたとするならば、
会社として問題あることには異議なし。
一方で、事実を通知した上で、当該処理が関係主体により認められているならば、
それをひっくり返されているのは非常に謎。

以上が自分にとっての当該事件についての認識ですな。

ですから、隠匿していたとするならば、会社を擁護する必要性は全くなしで。
隠匿されていなかったとするならば、大手監査法人の審査も通っているわけで、
当時の公正妥当な会計処理と判断された事象だったんじゃないですか?
という印象。(このあたりは後々の調査報告書で明らかにして欲しいな)
>>


以下、今回の適時開示より。

>>
なお,本件証券化において優先匿名組合出資を行った豊島企画においては,ビックカメラの緊密者にあたる当時のビックカメラ社長(以下,「元社長」という。)が資金調達額の過半を超える75億5000万円の銀行借入について担保を提供していたが,形式上はビックカメラ及びその緊密者のいずれにも該当しない者が豊島企画の全ての議決権を所有しているとされた。そのため,豊島企画は譲渡人であるビックカメラの子会社にはあたらないこととされたので,ビックカメラのリスク負担割合の算定において,豊島企画による優先匿名組合出資(75億5000万円)が合算されることはなかった。
>>

>>
その旨の説明を受けた公認会計士は,元専務取締役及び元組織調整室所属社員に対して,元社長が豊島企画の借入に関して担保提供を行い,かつ,豊島企画の出資の全部を引き受けた場合には,本件証券化の会計処理として売却処理(オフバランス処理)が認められない旨を伝えた。
>>

>>
本件証券化担当者が豊島企画の株主名を元社長以外の者としたのは,書面の上では豊島企画がビックカメラの子会社の要件を充たさないようにすることにより,本件証券化の会計処理を売却処理(オフバランス処理)とするためであったと認められる。
>>

>>
本事案は,本件証券化担当者が,本件証券化におけるオフバランス処理のため,豊島企画の株主について,真実は元社長が全株式を所有しているにもかかわらず,第三者が所有している外見を作出したものである。
>>


ということで、調査報告書を眺めてみましたが。。。

これはアカン

経営者による意図的な粉飾に該当し、アウト。
「A氏は知らなかった」などという言い訳通じないでしょ。


>> 1/23のエントリーより
個人的悪質度

日興Co.>>>>>IHI>三洋>LD>Bic
>>



個人的悪質度

Zen>>>日興Co.>Bic>>IHI>三洋>LD

に変更致します。
(何か増えてますが気にしないでください)


この段階で改めて夕刊フジのフォロー。
(ベテラン会計士と外資証券幹部のアレ)

>>
まぁ、後からならいくらでも言えますのでね。
「証券化は認められない可能性が高い」とか(苦笑)

正味の話、会計処理のグレーゾーンだったという印象でして、
SESCにより「クロ」認定されない限りはグレーのままという。
(最近のSESCはグレーゾーンの判定してくれる主体になりつつ。。。
 会計監査人とか、そろそろいらなくなってきましたよね?よね??
 SESCの下で、強制捜査権をもった半公務員化させちゃいましょうか?)

>>

ベテラン会計士のコメントに対する見方は変わらず。
後出しじゃんけんはだめです。(最近増えてますが)

会計処理のグレーゾーンという表現は撤回、
レベル的にそこの話ではなかったということです。
外観からの判定であればシロということになりますが、
実質が隠されていたので、会計処理以前の粉飾事例。

SESCについての見解は・・・ 変わらず。
強制捜査権がありますもの、やっぱり会計監査人イラネ。


悪質という点については、調査報告書が公表された時点で同意。
ただ、上場廃止にすべきか?というところについてはまだ疑問。

SESCケースの落としどころといわれている、
「調査委員会+課徴金支払+責任者追放」パターン
で手を打ったと見ていますが、どうか?
これで上場廃止にしてくるとすれば、いろんな意味で本気なので、
潮目が変わったと認識更新します。(そういう意味で注目)

ただなぁ。。。
A氏は知らなかったとかいう言い訳は、
さすがにそれは甘くね?
という印象があるので、
追加で何があっても驚かない。
(たとえ逮捕であっても)


再発防止策については、内部統制云々が記載されてますが、
「社長追放」が最大の特効薬ですわな。

経営者主導型の不適切な会計処理という認識なので、

①内部統制の強化 ×
②財務と経理の分離 ×
③監査体制の強化 × (監査役の独立性強化なら○)
④監査法人との連携強化 × (経営者入れれば○)
⑤内部監査機能の強化 ×
⑥取締役に対するコンプライアンス研修 ×
⑦常務会の充実化 ×
⑧当面の措置 △ (利害関係調査)

といった印象で、あまり効果がないことを並べている印象。
(経営者不正ではないというならいいのかもしれませんがね)

「顧問弁護士や常勤監査役を窓口にした内部通報の機能強化」
が一番重要という印象でした。


それにしても、これでまた色々と面倒なことに。。。
不動産流動化に関する会計処理などが厳しくなる予感。。。
期末に向けて保守的な会計処理が増えると想定しておきます。
(両建くらうと、自己資本比率が下がる。。。)

取引所審査と監査法人が怒られるんだろうなぁ。。。
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Comment

>>takaさん
こんばんは。コメントありがとうございます。
A氏は相談役ということで、丸八証券のようなことをしなければ、これで手打ちになりそうな。。。
ま、ワンマンであれば、衝動は抑えられないと考えてしまいますがね。
基本的に上場廃止インセンティブのない東証が上場廃止にしてくれるとすれば、なにか動きがあるということでしょう。
海外投資家については、そもそも離れていていないです。。。
ちなみに「日米規制改革および競争政策イニシアティブに基づく日本国政府への米国政府要望書」を注目しております。
エントリーするかどうかは気分次第ですが、今後の流れを掴むなら必読ということで。
最近ですがゾンビ銘柄排除というトレンドが出てきている印象があります。

これで廃止にならないの?

責任者追放したと見せかけてしてないですよね
ワンマン会長が相談役としてのさばるわけですからね
これで上場維持ならやったもん勝ちOK
海外投資家の日本離れが進むと思います

>>矢さん
たびたびマイドです。
世間には不正のトライアングルなどというものがあります。
(1)不正を行うための「動機・プレッシャー」があること
(2)不正を行うことができる「機会」が存在すること
(3)不正を行うことが本人にとって「正当化」できること

確かに動機がわかりにくい。。。
そもそもの始まりが税金からでしたから、税金チックな話という感じも受けますけどね。
その裏にはこういった業種ならではの資金繰りという要素もあるような気がしてますが。
この会社キャッシュが少ない印象。

さて、全部読んでもわからないことが一つ。
で、なんでそうまでしてオフバランス化せにゃならなかったんですかね?

4年後の益出しのため、てのは無いでしょ。だから、上場のためとも考えにくい。
節税・・・と言うか脱税?

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