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grande

Author:grande
4代目 Grande's Journalです。
IR+内部統制を主軸にしつつ、少しは会計士らしいことも書くかもしれません。(書かないかもしれません)


<使用上の注意>
当ブログは、有価証券の価格について、断定的判断を提供するものではなく、売買の勧誘を目的とするものでもありません。実際の投資意思決定につきましては、各自が自己責任で行われますようお願いいたします。

<お知らせ>
当サイトと関係に乏しいコメント、トラックバックにつきましては、管理者の判断により削除させていただきます。
メールやWebclapなどでの連絡もお待ちしてます。


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ご訪問いただきました皆様へありがとうございます


世界的な大荒れ相場の中、斃れゆく会社も増えてまいりました。
気になる適時開示を勝手気ままに取り上げるブログではございますが、投資家向けのリスク情報として少しでも役に立つようであれば幸いです。
定期的に前触れなく更新途絶があったりしますが、多分中の人は生きておりますのでご心配なく。

過去のエントリーをまとめてチェックしたい場合には、左にございます「ブログ内検索」にキーワードを入れていただければ便利です。
また、RSSリーダーをお使いの皆様へ向けてですが、「read more」部分が表示されていないケースもありますのでご注意ください。
トラックバック・コメント・拍手コメント、なんでも歓迎でございますので、お気軽にどうぞ。
DATE: CATEGORY:監査ネタ
2007年比較表


日経金融新聞の記事を受けて、再度更新しておきます。
利益部分が記載がないので、業務収入部分だけになります。

ここに記載のない監査法人の業務収入については、
Ligayaさんのところの「CFOのための最新情報」へどうぞ。
業務収入に関する「20:80の法則」的な状況が垣間見えます。

「一人当たり業務収益」の部分を比較すると、
大手と中堅の違いは浮き彫りです。
ここの数値が高くなる理由としては、
・そもそも人が少ない
・会計士中堅が多いため仕事単価が高くとれる
などの要素があるので、一概には言えない部分です。

「両方でしょ?」という意見については。。。
ごもっとも。

タグ : 監査法人

DATE: CATEGORY:キニナル
クロニクル<9822>

2007/10/5
「平成19年9月期末の投資有価証券評価損及び通期(連結・個別)業績予想修正のお知らせ」

営業利益から下方修正なんですね。
というコメントをするよりも、
「アーティストハウスHD」の株式評価損が、
中間段階からさらに拡大してしまいましたね、
というコメントのほうがいいんですかね。

色々あった銘柄ですから、下がるのは仕方ないですか。
DATE: CATEGORY:会計監査人関連
ステラ・グループ<8206>

2007/10/5
「一時会計監査人の選任に関するお知らせ」

 霞が関 → プライム

選任されたプライム監査法人はまだ有名ではない?
モックの監査人ですから、
知ってる人は知ってるでしょうけど。
DATE: CATEGORY:キニナル
アルゼ<6425>

2007/10/5
「当社子会社(株式会社セタ)の株式公開買付の決議に関するお知らせ」

1:41の深夜IRです。
はっきり申し上げまして、動きが迅速。

昨日の終値230円と比較しますと、
TOB価格は240円という価格でまずまず。
一昨日のドン底が165円でしたから、
暴落したときに仕込んでおけば、
短期50%近くの利ザヤは抜けるのでしょうが、
あのタイミングでの取得は相当肝がすわってないと。

ちなみに年初来高値は2007/2/9の585円だそうで、
そこと比べますとかなり見劣りする価格ではあります。

暴落タイミングで狼狽しなかった方々はおいしいのか?
と聞かれますと、長期保有は損した方々が多そうですし。
短期でリスクをとってホールドした方の勝ちということで。

完全子会社化を目指していますから、
最終的には金銭交付をしてでも取得してくるでしょう。
さや寄せはするでしょうね。

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DATE: CATEGORY:トレンド
総和地所<3239>

2007/10/4
「業績予想の修正に関するお知らせ」

中間は売上高も利益も減少、
通期では売上高当初どおりの利益は減少、
を予想していますね。
下期は当初の利益予想を落としてでも、
売上は確保するという方針でしょうか。

それはさておき、修正の理由のところを拝見しますと、
不動産市況は芳しくはないのかなと。
サブプライムとか金利上昇リスクとか、
いろいろなものがでてきていますから、
しんどい部分は増してきたのでしょう。

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DATE: CATEGORY:キニナル
クインランド<2732>

2007/10/4
「投資家による早期償還請求権(プットオプション)行使のお知らせ」

「Canyon Capitarl c/o DKR Oasis Company L.P.」
の残存社債について、早期償還請求を受けたとのこと。

請求は有効ながら、期限は無効という解釈により、
償還期日についての協議をするということです。
監理ポストに入ると大変ですね、やはり。

それにしても、「転換社債型新株予約権付社債」
が早期償還されるということ事態が、
あまりよろしい状態を示してはいないんでしょうね。
取得時点では転換して市場売却を想定していたのでしょうから。

強硬な資金回収ではないという記載にはなってますが、
今後の動きには注目といえます。
資本増強して、負債返還するんですかね。
でも、発行していた社債をみると、
エクイティみたいなものですけども。

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DATE: CATEGORY:会計監査人関連
アーティストハウスホールディングス<3716>

2007/10/4
「会計監査人の辞任および一時会計監査人の選任に関するお知らせ」

 アスカ → ウィングパートナーズ

監査実施における人的資源の不足を理由に、
会計監査人を辞任したい旨の申し出があったとのこと。

ステラ・グループでも同じような理由を見ましたから、
きっと「監査難民」が増えてきたんでしょうね。

。。。

でも、銘柄が銘柄だからね?
(今回の記事はいろんな意味でネタですからね?)

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DATE: CATEGORY:会計ネタ
日興コーディアルグループ<8603>

2007/10/3
「(訂正)株式交換についての基本契約書締結に関するお知らせ」

本格的な三角合併の事例になるわけですが、
海外(シティ)と国内(日興)ですから、
(国内)と(国内)のケースとは違う点に留意ですかね。

会計の観点からならば、
「連結会計」と「企業結合」の整合性に気が向きますが、
存続する親会社が海外ですから、参考事例にならないんですよねぇ。

ホールディングスによる国内子会社を用いるケースの事例こそ、
国内でスキームを作る人にとっては欲しいところでしょうか。

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DATE: CATEGORY:キニナル
アルゼ<6425>

2007/10/3
「当社子会社(株式会社セタ)を完全子会社化する方針に関するお知らせ」

セタ<4670>

2007/10/3
「親会社(アルゼ株式会社)による完全子会社化の基本方針の決定について」

不適切な会計処理が発覚したセタですが、
親会社が完全子会社化へ。
よって、上場廃止になるということに。

テーマはただ1点のみで、
「じゃあ、アルゼはいくらで買うの?」

今の株価よりも高めで買うとなると、
アルゼの株主から「なぜその値段で買うのか?」と食らうかもしれないと。
で、今の株価よりも低めで買うとなると、
セタの株主から「流動性が異常なタイミングで買ってくれてありがとう」
になって・・・くれるのかなぁ、わからないところです。
「安く買い叩くのカンベンして」になるかもしれないし。

ストップ安にはならなかったんですけども、
-28%だから相当安くはなったわけでして。
DATE: CATEGORY:キニナル
オックスホールディングス<2350>

2007/10/3
「第三者割当による第5回乃至第14回新株予約権発行に関するお知らせ(MSワラントの発行)」

オックスが動きました。
調達総額は29億円です。
MSワラントですが、第5回乃至第14回って。。。

割当先は財昇投資有限公司で、
資本金の額は「香港ドル2ドル」
発行済株式数は「2株」
ただし設立は平成18年6月22日とのこと。

そして「本新株予約権の商品性」の箇所については、
とりあえず一読されたし。

1 行使価額が当初発行決議日前日の株価終値よりも高く設定
2 割当日の2ヵ月後以降、当社の判断により回ごとの行使価額の修正及び再修正の決定が行われるとその時の株価の90%へ修正、その後毎月の基準日の90%へ修正
3 行使価額については上方修正も下方修正もあり
4 行使価額修正があった場合には、割当予定先は最終期日までにどれだけの新株予約権を行使するかを表明し、行使することを表明した個数の新株予約権の出資金総額の払込みを行う
5 当社が行使を認める旨の通知がなされない限り割当予定先は新株予約権を行使できない
6 当社が割当予定先に新株予約権の行使を求めた場合は、割当予定先は行使しなければならない
7 当社の判断でいつでも残存する新株予約権の全部または一部の取得が可能

4の条項があることから、2の行使修正をどこでいれるかがポイントになるのでしょうが。
直感的になんかすごいものが出てきた感じがします。モッククラスかどうかはまだなんともですが。
それにしても、新株予約「権」の割には、権利行使が相当縛られてますよね。
・行使価額修正開始のタイミング
・行使認可
・行使要請
・新株予約権の取得要請
などなど、オックスが握っている重要な部分が結構あるような気がしますけども。

まぁ、香港ドルで2ドルの会社ですからねぇ、割当先は。

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DATE: CATEGORY:内部統制ネタ
その2の続きになります。

問11

四半期決算でテストできる部分と、
年度決算でないとテストできない部分がでてくるでしょう。
四半期決算であれば期中でしょうが、
年度決算になると過年度を対象に?
普通に考えるとやはり当該年度の年度末を見たいところですが。

実務的には2Qとか3Qをチェックして、
不備があれば4Qまでに改善して、
4Qで改善されていることを確認できればベターなんでしょうか。

問12
問13
問14

ITのプロというわけではないので、
ここについてはその2でもリンクしましたが、
丸山先生のブログのほうをご訪問していただけますと。
問13についてはなかなか辛辣な。

問15

やむを得ない事情というやつですか。
JICPAの監査の取扱いのほうにも、
2つぐらい事例があったような覚えがありますから、
明示された例示は4つということになりますかね。

問16

ここについては経営者評価のほうでの問題でしょうから、
評価範囲の除外として、うまい理屈で投資家を納得させられれば、
別に問題にはならないような気がするんですけどね。
内部統制評価のために、本業の経営効率が落ちるとしたら、
本末転倒な気がしてますし。

問17

なんか当たり前のような気がするんですが。。。
目的を達成するための手段はいくつもあるわけで、
監査法人ごとの基本ツールも異なっていることは自明ですし、
絶対的なものというわけではないでしょう。
逆にそうなってしまうと、監査法人の変更ができなくなるために、
リスクが高くなってしまいますし。

テンプレとして参照する分には充分でしょうが、
作業負荷との兼ね合いを検討して、各社で解釈すればいいのではないかと。

問18

監査人の監査対象の確認になりますが、
「評価結果」であって「評価手続」ではないと。
監査人が検討する対象としては、
1 経営者が決定した評価範囲の妥当性及び
2 統制上の要点の識別の妥当性を検証した上で、
3 内部統制の整備状況及び運用状況の有効性に関する経営者の評価結果の妥当性
の3つになりますよということのようです。
といいつつ、問19にて「サンプルの妥当性」の検討という表現がありますから、
評価結果の妥当性を検討する過程において、
評価手続の妥当性も検討することになるんではないかなと。

しかし事前協議という観点から考えますと、
監査人側としては「評価結果が見えない段階での評価手続に関する協議は不可」
という対応も可能ということになってくるのかもしれません。
(フィーの関係でどっちにでも転ぶのではないかと思いますけどね)

あとは当然でしょうが、フロー作成を明示的に求めていない関係もあって、
フローの妥当性を検証するような作業は監査人側には求められてないんでしょうね。
(監査資料として提供することで、作成したフローの妥当性チェックについては、
 監査人に投げているケースがあるとかないとか・・・)
業務における重要な統制行為の識別などについては、
早い段階で詰めたほうがよさそうな感じはしますけども。

問19

そもそもの建付けが「経営者自身による自己診断」という要素がありますので、
評価者の独立性確保は、土台無理な話なのかもしれませんが。。。
そう考えると、全社統制のモニタリングの項目を内部監査人が評価して、
それを経営者が承認するという方法もありなのかもしれないなと考えてみたり。

ただそうなると、監査人が監査証拠として利用するのは、
なかなかしんどいところがあるでしょうけども。

問20

ここは読めばわかるハズ。


長々となりましたけども、
とりあえずの現状はこんな印象を受けました。

タグ : 内部統制

DATE: CATEGORY:内部統制ネタ
その1からの続きということで。
前書きは省略。


問6

丸山先生がお書きになってますように、
>>
 「採用しないこととされている。」ということは、採用すれば、
・基準、実施基準に従って評価していないということになるのかなぁ・・・
それとも
・基準、実施基準に従っていないけど、結果的に評価が適正ならそれでよい
ということになるのかなぁ・・・
>>
おっしゃるとおりではないかなと。

採用は禁止なのか、想定していないぐらいなのか? わかりませんね。
企業側からするならば、作業負担は減るところになるでしょうが。

ちなみに、ここで記載されている「重要な勘定科目」というのは、
「売上・売掛金・棚卸資産」の3勘定なのか、
別途設定するものなのか・・・

問7

宣誓書の件ですが、昨年はなんか流行っていたような。
結局、形式面でしかないですよということでしょうね。
いっそヒアリングシートを用意して、
直接理解度のヒアリングを行うほうが効果はある?
(ヒアリング対象はサンプリングでしょうが)

問8

「会計士が手続きを行っているから当該内部統制は有効である」
という結論は導出できませんよということでしょう。

「会計士が手続きを行っている場に立会い、質問対象者の回答内容を確認した結果、当該内部統制は有効である」(必要に応じて内部監査人からの質問の投げかけていればさらに○?)
という結論であればいいんですかね?
要は「監査人がOK出したからOK」ではなく、
「自分たちがOK出したからOK」という建付けにせよということに。

問9

ここの読み方がわからなんですよね。問3と同じぐらいわからない。
自分がアホだからなんでしょうけども。

>>
(2)経営者が提供する情報等を基に、監査人において、財務諸表監査のためのフローチャート等の作成が可能であるとすれば、経営者においても、当該情報等に基づき内部統制の評価を行うことが可能であると考えられる。
この場合、内部統制の評価に必要な業務プロセスに係る内部統制の整備及び運用に関する適切な記録について作成しているものがあれば、経営者において、それを利用することができる。
>>

「経営者においても、当該情報等に基づき内部統制の評価を行うことが可能」
という記載の「当該情報等」は「経営者が提供する情報等」を指すのか、
監査人が作成するフローチャート等を指すのか?

前者で解釈して、フローチャートすら必須ではないという意味になるんでしょう。
後者だとしたら、監査人は作成済フローチャートを提出せよという、
なんだか???な話になってしまいますし。

問10

事業拠点の下に営業拠点をぶら下げているという理解でいいんですかね。
営業拠点の考え方は「サンプリングの母集団」との関係で重要ですが、
「ローテーションが可能」「そもそも僅少であれば母集団から除外可能」
となれば、実務に対する結構影響は大きいのではないでしょうか。
そもそも除外できるとすれば、
ウォークスルーにより同質性を確認する作業の手間も減りますし、
運用テストで飛び回る負荷も減りますし。


こっちのエントリーも結構な量になってしまったので、
そろそろ一回きっておきます。


<2007年10月8日2:00追記>
LIGAYAさんからトラックバックを頂戴しました。
問9に関するエントリーになっております。
「監査人が作ったフローチャートをもらえる」
という誤解が払拭されるかと思いますので、
是非ご一読のほどを。

タグ : 内部統制

DATE: CATEGORY:内部統制ネタ
昨日のエントリーに関連させまして、
「「内部統制報告制度に関するQ&A」がわからない」
というタイトルで記事を作ってみました。

個人的な意見でしかないので、
そのままご利用されると「アホやないか?」
と思われる虞がございますので、ご留意いただけますと。。。

ちなみに、山口先生のところで記事リンクを張っていただきまして、
そこからの方々が相当程度飛んできていただいております。
しかしながら、およそロクなコンテンツがないものですから、
ご来訪いただきました方々に対してお恥ずかしい部分がありますので、
浅学ながら慌てて作成したというのが真相だったり。。。


問1

計画段階(評価範囲の選定などでも)と意見形成段階のそれぞれで、
重要性の基準は欲しいでしょうから、これはやはり必要ではないかなと。
修正のロジックについては用意しなければいけないでしょうが。

問2
特別損失などにより「利益が極小」「赤字」の場合があるでしょうが、
その場合の取扱いといっていいでしょうか。
P/L指標をベースとして特別な場合に修正するようにするのか、
基本はP/L指標をベースとしつつ特別な場合にはB/S指標で代替するのか、
会社次第といったところでしょうか。

問3
昨日の記事ではあのように記載しましたが、判断が難しいなと。
「売上高で全体の95%に入らないような連結子会社は僅少なものとしてはずす」
という取扱いの部分の読み方になります。
「A連結売上高」「B内部利益除去前連結売上高」「C非連結子会社除外前連結売上高」
売上高にもいろいろありますよね。。。
A・Bであれば、連結している子会社自体を除外にできる可能性がありそうです。
Cであれば、単に非連結子会社を除外するだけですから、
「連結対象にしている子会社」については除外できない可能性がありそうです。
正直なところ、担当監査人の見解を確認すべき事項でしょう、ここについては。

問4
「売上・売掛金・棚卸資産」の3勘定の話ですが、
最近の不適切会計処理事例を見ていても、
やはり使われやすい科目ではあるわけで。
今回の特色としては「銀行等の場合」が例示され、
「経常収益」「預金・貸出金・有価証券」の代替使用の可能性でしょうか。
やはりここでの基準としては、
・事業目的に照らして重要性の高い科目
・不適切な会計処理に用いられやすいリスクの高い科目
を選定するということになるんですかね。

問5
特にコメントなし。読んだそのまま。


長くなってきたので、とりあえず今回のエントリーではこの辺りまでに。
Q&Aに対するQ&Aなんてできませんよね。。。

タグ : 内部統制

DATE: CATEGORY:監査ネタ
セタ<4670>

2007/10/2
「平成19年3月期の売上処理についての調査結果のお知らせ」

2007/8/23
「過去の業績に影響を与える可能性のある事象の発生及びこれに伴う平成20年3月期第1四半期財務・業績の概況発表予定日延期のお知らせ」

2007/7/19
「代表者の異動に関するお知らせ」

アルゼ<6425>

2007/10/2
「当社子会社(株式会社セタ)からの発表について」

きっかけは、代表者の異動からでした。
当初は売上インパクト3億3千万と想定していたところ、
調査を進めるにつれ8億円に拡大し、まだ未確定という状況。

不適切な会計処理が行われた経緯」の箇所を眺めていくと、
「元代表取締役」及び「元専務取締役」がキーマンのようで。
「売上の期間帰属」に関係する部分で動かしています。
つまり、平成20年3月期の売上の前倒しということで。

手口としては、
1 4月~6月に出荷が可能で3月中契約ができるものを対象とする
2 対象契約の納品日を3月30日や31日に集中させる
3 別倉庫を用意し対象在庫を移動させる
4 売先に対しては特別契約を提示し「契約書」「物件受領書」へ記名押印させる
5 受領印欄を偽装した「受領書」を用意しコピーを残して原本を廃棄する
6 監査人による残高確認への協力依頼を要請する

発覚については、納品されるはずの製品が売先事情などにより、
7月になっても未確定となる事態が生じたため、異常に気づいたとのことです。

これって相当悪質な気がするんですが。。。
訴訟関係は当然いろいろ出てくるでしょうね。

監査人の立場からすると、
1 そもそも経営者不正である
2 取引先と共謀している
時点で相当発見は難しいでしょう。

それに加えて、
3 「契約書」「物件受領書」「受領書」などの証憑が偽装されている
4 現物については別倉庫に保管されている
5 「残高確認」についても調整されている
ともなってくると、ぱっとみたところ辻褄は合ってしまいますし。

決算時点で発覚するなら、
A 期末の集中的な売上を異常なものと認めたか
B 受領書がコピーしかなく原本がないことを異常と認めたか
C 残高確認の差異が発生している原因をどこまで詰めたか
D 期末日後の入金状況の確認で異常を認めたか
このあたりから詳細調査に入るしかないのかなと。
しかしながらAとDについては、適当な言い訳で煙に巻かれそうな気がしますし。
とはいえ調書化してないとレビューで指摘されそうですし。
やっぱり監査人的には相当発見は厳しいかなぁ。。。

こうなってくると、社内の内部統制に期待せざるを得ないわけですが、
内部通報制度ぐらいしかここでは期待できないわけで。
直接「監査役」か「親会社」へ垂れ込むしかないでしょう、このケース。
最後の砦として、内部通報制度がない会社というのはやはり怖い印象が。
機能していない会社も怖いですけども。(機能していないか案件がないかは不明)

タグ : 不適切な会計処理

DATE: CATEGORY:キニナル
ジェイ・ブリッジ<9318>

2007/10/2
「組織変更、人事異動ならびに取締役の異動に関するお知らせ」
「国内無担保普通社債の発行延期に関するお知らせ」

IR担当の方が退任されたんですね。
実働部隊が変わらなければ、従来どおりのIR継続でしょうが、
今後の方針がどうなるか気にはなります。

そしてSBの発行延期と。
理由を見ると、資金調達計画の見直しとなっており、
投資計画の見直しではなかったりします。
資本構成の見直しをしばらく行うようですが、
それは必然的にエクイティ部分の価値変動を引き起こしそうで。。。
DATE: CATEGORY:キニナル
オメガプロジェクト・ホールディングス<6819>

2007/10/2
「特別損失の発生及び平成20 年3月期中間期及び通期(個別)業績予想の修正に関するお知らせ」

株価が下落して営業用投資有価証券評価損計上。
営業用投資有価証券の売却が進んだ結果、売上高は上方修正。
1割程度の利益を加味して、営業利益も上方修正。

売却益と評価損で相殺入っているので、
結局は利益インパクトはなしということになるのでしょうか?

パッとみると、なぜこんなに売上高が予測とずれるのか、
という点については気にかかるところではありますが。
営業用投資有価証券の売却タイミングについては、
そもそも予想がつきませんと、
言ってるようなものですかね。
DATE: CATEGORY:会計監査人関連
ステラ・グループ<8206>

2007/10/2
「会計監査人の辞任に関するお知らせ」

 霞が関 → ??

期中辞任ですかこれは。

「監査実施者の確保困難」が理由ですが、
それに対して「内部統制が確立している」
という反論をしたようですね。

さてさて、どうなるでしょうか。

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DATE: CATEGORY:内部統制ネタ
金融庁

2007/10/1
「内部統制報告制度に関するQ&A」

出ました。必見。

20問ありますけど、結構実務に影響あるかと。

問3の「連結子会社であっても全社統制・決算財務報告プロセスの対象外とできるか」などは、小さな海外子会社をお持ちの会社でしたら影響多大でしょう。
DATE: CATEGORY:キニナル
国際航業ホールディングス<9234>

2007/10/1
「「国際航業ホールディングス株式会社」設立について」

ホールディングス移行したんですね。

2006年12月に親会社が異動したわけですが、
その後の動きもいろいろありました。

2007年5月18日のIRとか、
2007年6月15日のIRとか。
DATE: CATEGORY:内部統制ネタ
クリムゾン<2776>

2007/10/2
「業績に影響を与える事象の発生について」

2007/9/14
「平成20年1月期中間決算発表遅延に関するお知らせ」
「取締役及び執行役員の異動に関するお知らせ」


0:30の深夜開示です。

9月14日付けの開示で中間決算発表遅延を公表していましたが、
その内容が固まったことによるものです。

流れとしては、

新日本監査法人の指摘
 ↓
特別調査委員会の設置
 ↓
特別調査委員会調査報告書

影響額は前期末累計にて907百万円。
この会社の前期末の自己資本は4,679百万円。
20%程度のインパクトですかね。
(量的な重要性は十分ですか。。。)

前期は赤字決算ですけども、
過年度は黒字決算ですから、
いくらかは仮装経理により税金は返ってくるのでしょうが。

管理の甘いアウトレット店舗を利用して、
担当取締役の了承の下で在庫操作ということのようです。
ですから、経理部長がとんでいるのでしょう。

過年度遡及調整のケースが、
最近目に付きますね。

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DATE: CATEGORY:会計ネタ
IHI<7013>

2007/9/28
「業績予想の修正に関するお知らせ」
「過年度決算発表訂正の可能性に関するお知らせ」
「固定資産の譲渡および子会社の解散に関するお知らせ」

大京にゴルフ練習場を売るんですか。


というのはおまけなわけで、
本題は当然ながら巨額の修正につきます。

連結ベースですと、売上高が500億円増加しているんですよね。
でも、営業利益が600億円へこむという歪さ。
その上で営業損失が最大280億円加算の可能性ありと公表してます。
理由としては「プラント事業の採算悪化」なわけですが。。。

1 海外におけるセメントプラントの採算悪化
・サイロに重大な欠陥が判明し大規模補修
・完成遅延のため追加費用
・下請業者には求償(但し、収益計上は見送り)

2 海外工事(セメントプラント以外)の採算悪化
・工程遅延・現地労働者コスト急騰・現地調達品の不具合等による追加費用
・プロジェクト管理体制の混乱

3 国内ボイラ工事および化工機(リアクタ)における生産の混乱等
・(ボイラ)設計能力不足のため「生産・外注のやり直し・遅れ」が頻発し工程が混乱
・(ボイラ)工程遅延のキャッチアップのための追加費用
・(化工機)原材料の入荷遅れ
・(化工機)工程遅延のキャッチアップのための追加費用

4 請負金額増額交渉の長期化等
・請負金額増額の交渉難航による収益見通しの悪化(業績への織り込み見送り)
・客先都合の費用増加分への求償活動についての回収可能性の評価の厳正化


こうして中身を眺めてみると、
・現業部分での管理ミス
に起因するところが多いように見受けられますが、
その上に乗せているのか、
会計処理関係については一気にコンサバに振っている?
収益反映が見込まれるものについて、
ゼロベースにしているような印象があります。

とはいえ、もう一つのリリースのほうを拝見すると、
未確定のMAX280億円分について触れているわけでして。
こちらは会計的な部分ですね。

「コストダウン施策の効果の計上」
長期大規模工事に関する工事進行基準の箇所。
見積りなどに甘いものがあったとのことですが、
ここはJSOXの範囲といえそうです。
8月30日に「工事契約に関する会計基準(案)」
などという公開草案もでてますし、トピックです。

過年度修正の可能性もありということで、
影響は小さくはなさそうですね。。。

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DATE: CATEGORY:キニナル
タスコシステム<2709>

2007/9/28
「「平成22 年5月2日満期無担保転換社債型新株予約権付社債」の買入消却及び第三者割当による新株予約権発行並びに無担保転換社債型新株予約権付社債発行に関するお知らせ」
「子会社における新株式発行(デット・エクイティ・スワップ)及び子会社株式の取得に関するお知らせ」

同日付でたくさん出してますね。。。
とりあえず、この2つだけ気になったので備忘録。
DATE: CATEGORY:トレンド
オー・エイチ・ティー<6726>

2007/9/28
「自己株式の取得に関するお知らせ」

株価チャートを見れば思い出す方も?

取得理由としては、
>>
資本効率の向上及び今後の経営環境の変化に対応した機動的な資本政策を図るため、自己株式の取得を行うものであります。
>>
とのことですが。

でもまぁ、水準としてはずいぶんと調整はいりましたし。
DATE: CATEGORY:会計監査人関連
アイ・ピー・エス<4335>

2007/9/28
「監査法人の異動に関するお知らせ」

 新日本 → さくら萌和

大手からの異動ですね。

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DATE: CATEGORY:キニナル
アーティストハウスホールディングス<3716>

2007/9/28
「当社株式の監理ポスト割当て解除に関するお知らせ」
「証券取引法に基づく監査報告書受領に関するお知らせ」
「平成19年5月期有価証券報告書提出に関するお知らせ」

続報になるのでしょうね。
証券取引法についても、監査意見が出ました。
財務諸表は「無限定適正」で、
連結財務諸表は「限定付適正」とのことです。

これにより監理ポストは解除ということで、
目先の課題は片付いたというところですかね。

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